「北のアーティスティックリサーチブートキャンプ01」は北海道栗山町の小林酒造を舞台に、若者が多様な視点と芸術的実践を通してテーマを探求する、参加無料のアーティスティックリサーチ体験プログラムです。この秋、3回の週末で、プロの助言を基に、リサーチスキルや制作スキルを磨き、同じ興味を持つ仲間と出会う絶好の機会です!
開催日時:
開催場所:
参加対象:
参加費:
このブートキャンプは、表現が得意な人には制作に必要なリサーチについて学ぶ機会となり、リサーチが得意にな人は調査内容を表現に落とし込むことに挑戦する場所となることを目指し開催されます。参加者の皆さんには3回の週末を使い、小林酒造の周辺で自分たちなりの探求テーマを発見することから始め、アート界の第一線で活躍されている方々からの助言をもらいながら調査を行い、最終的に調査についての発表をしてもらいます。発表はプレゼンテーションに加え、スケッチ、絵画、映像、彫刻、冊子、パフォーマンス、などあらゆる手法用いて調査した内容が表現されることが期待されています。(※以下の画像は想定イメージです。)
まずは酒造やその周辺の見学します!
次にフィールドワーク等を通して探求するテーマを探し、数名でチームをつくります。
現役アーティストの制作手法について学びます。
自分たちのテーマの発表に向けてメンタリングを受けながらまとめていきます。
最終日にチームの成果を発表します。
プレゼンテーション以外にも調査内容を様々な方法で表現することを目指しましょう!
酒井 秀治
北海道教育大学岩見沢校美術文化専攻准教授
東京や道内の民間企業にて都市開発、公共空間のデザイン等に長く携わり、2017年に独立。建築を主軸とした他分野横断的なまちづくりに取り組む。都市型養蜂による地域再生活動「サッポロ・ミツバチ・プロジェクト」を設立するなど地域での活動にも熱心。2023年より現職としてまちづくりデザイン研究室を主宰。一級建築士。
朴 炫貞
北海道大学CoSTEP特任講師/アーティスト
韓国と日本の美術大学(院)で芸術を学ぶ。さまざまな境界においてモノやコトをカメラを通して見つめ、記録している。記録のなかで見えてくる、普通が特別になる瞬間を集めて、記憶の空間として体験する作品を目指している。現在は北海道大学CoSTEPにて、アートを通した科学技術コミュニケーションの実践研究も行っている。博士(造形)。
佐藤 壮馬
美術家
個や集合体の環境に内在する不可視で自明ではない領域への関心から、分野横断的な調査やフィールドワークを伴う制作過程を経て、現実のもつれを混交させた創発的な媒介/空間/関係性を生みだすことろ試みている。写真・映像・彫刻・インスタレーションなどの多様なメディアを駆使している。東京、ロンドンでの活動を経て、現在は札幌を拠点に活動。
高橋 喜代史
美術家/一般社団法人PROJECTA
異なる文化や言語を組みあわせることで、境界や領域を考察する作品を制作している。近年は人々の関心/無関心にまつわる映像インスタレーションを発表。札幌を拠点に国内外で活動し、多数の賞を受賞。2015年には一般社団法人PROJECTA設立し、アートに関する様々な企画や運営、後進の育成にも力を注いでいる。
今村 育子
アーティスト/札幌駅前通まちづくり株式会社
2006年より、人と人、人と物などの「間(あいだ)」についての関心から、光のグラデーションをモチーフにインスタレーション作品を制作し、札幌を中心に国内外で展示を行う。2011年に入社した札幌駅前通まちづくり株式会社では、企画やデザインの担当者という立場から札幌駅周辺を利活用したまちづくり事業にも携わっている。
小林酒造
栗山煉瓦創庫くりふと
栗山駅周辺の主要施設と会場位置を示すマップです。
高速バスをご利用の場合、札幌駅から栗山駅まで約60分
電車をご利用の場合、JR札幌駅からJR栗山駅まで約70分(JR岩見沢駅経由)。
栗山駅から各会場までは徒歩5~15分圏内です。